築70年以上、築古物件のインスペクションを行ったところ結果は?

 

 

今回は、私たちが最近行った築70年以上の木造物件のインスペクション結果についてお伝えします。

管理物件のオーナー様からまだ貸すことができる状態なのか調査してほしいとご依頼いただきました。

この調査した物件は少し傾きがありましたが、ホームインスペクターからは「年相応の状態」との評価をいただきました。

 

また、屋根裏木材の含水率は11%程度でした。

一般的に木材含水率は20%以下だと乾燥状態に問題ないと言われています。

 

まず、インスペクションの結果、この物件にはいくつかのポイントがありました。

一つは、建物の傾きです。築70年以上の物件では、多少の傾きは避けられないことがあります。

二つめは、外壁や屋根について経年変化と予測される劣化現象が見られました。

将来的な変化にも注意が必要ですので、定期的な点検やメンテナンスが重要になります。

 

また、ホームインスペクターからは、築70年以上の物件であることから、大規模修繕工事や建て替えを視野に入れることをお勧めされました。

長い年月を経た木造物件は、劣化や老朽化のリスクが高まる可能性があります。

将来的な問題を予防するためには、定期的な点検やメンテナンスだけでなく、大規模修繕工事や建て替えを検討することも重要です。

 

大規模修繕工事や建て替えは、費用や手間がかかる一方で、物件の価値や安全性を向上させる重要な手段です。

また、新たな設備や機能の導入も可能ですので、将来の快適な生活を考える上でもメリットがあります。

 

以上が、私たちが築70年以上の木造物件のインスペクションで得た結果と注意点になります。

専門家のアドバイスを受けながら、将来のリスクや改善の可能性を考慮して判断することを必要だと思います。(*^-^*)

 

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