CPMについて

CPM(Certified Property Managerサーティファイド プロパティ マネージャー)とは全米不動産管理協会(IREM)が認定する不動産経営管理士と訳されています。

CPMの歴史

創立のきっかけはアメリカで起きた金融大恐慌でした。
その当時は不況の真っ只中で各地における不動産賃貸条件は様々で、管理の水準が保たれていませんでした。
こうした不動産業界の信頼回復を目的として、倫理規定及びに業務の教育プログラムを構築するため1938年にIREMは設立されました。

CPMとは

CPMの特徴

今までの日本の不動産業界の風潮としては、「経験」や「感」を重視しているところがあるのではないでしょうか。CPMでは「理論」や「データ」を重視します。
まず、CPMでは倫理、物件維持管理方法、ファイナンスの知識を使った融資・評価方法、人材管理戦略、マネジメントプランの作成など不動産全般について学びます。
近隣の市場調査、分析をして運用不動産の稼働率を上げるご提案をしていきます。オーナー様の意図に反映させながら、運用前、運用途中、将来に渡り不動産価値の最大化を実現していきます。
今までの管理会社とは違い、不動産管理だけではなく、「経営者」としてのオーナー様をサポートする。それがCPMの特徴になります。

アメリカでは「不動産を買う前にPM(プロパティマネージャー)を買え」と言われています。不動産を管理運用する上でプロパティマネージャーの手腕で不動産価値が変わります。CPMは不動産の潜在能力を最大限に引き出す能力と技術を持った者だけに与えられるプロパティマネージャーの世界最高峰資格です。

CPM表彰状

部屋とCPMと私

広栄不動産営業荒巻

私は2016年にCPMを取得しました。
CPMの最初の授業で「不動産管理士のための倫理」があります。
学ぶことで倫理を基本としたビジネスがいかに成功に繋がるか実感しました。
私は、倫理の授業で習ったことを何か仕事に迷った時には思い出します。
倫理的意思決定するために「5つの質問」というものがあります。
その中で自問することは、「子供たちに私が行った仕事を自信もって話すことができるか?」というように考えています。
求められる不動産コンサルタントは提案力と人間力の向上ができる人です。
今後、それができるのは不動産業界ではCPM保有者だと思っております。
今まで培った「経験」とCPMで学んだ「数字を使ったファイナンス」の知識、「倫理感」を大切にして、オーナー様の不動産の価値を最大化していきます。