慶応大学近くの不動産会社スタッフが「学問のすすめ」を読んで感じたこと。

大事な本に出合いました。

それは福沢諭吉の「学問のすすめ」です。

目の前に慶應義塾大学三田キャンパスが見えているのに今までノータッチでした。。

実は過去に岩波文庫の「学問のすすめ」を手に取りましたが、あまりにも読解力が無い私は途中で降参してしまいました。(T_T)

先日、本屋に行ったときに平積みになっている「学問のすすめ」が目につきました。

読んでみると理解しやすくて他の本を買いに来ましたが、結局この本(「学問のすすめ 独立するということ」日本能率協会マネジメントセンター)を購入してしまいました。(笑)

 

140年前の福沢諭吉からのメッセージは本を読み進めていけばいくほど、私を自省させてくれました。

そして、もっと早く見ればよかったと後悔もしました。

なぜかというと、現在私が大切だと思っていることが、いくつも書かれていたからです。

 

例えば、スピーチの重要性です。

福沢諭吉はこのように書いています。「演説によって何かを語れば、その中身の善し悪しはともかく、口頭で話すこと自体が、人に興味を抱かせるものだ。例えば文章に記すとたいして意味が無いようなことでも、言葉で述べてみると理解してもらいやすいし、感動を与えることができる。」とあります。

セミナーなど人前で話すときにこの言葉は実感します!

ちなみに当社から演説発祥の地「三田演説館」がチラリと見えます。この演説館は1875年に演説の練習をするためにわざわざ建てられたものです。

他には「和漢洋の本を読んでいるくせに、日本や世界の情勢を知らず、自分や一家の生計を立てるのにも苦労しているものは、そろばんを持たずに雑貨屋を営んできるのと同じだ。」と書かれています。

不動産業界はアメリカと比べて10年ほど遅れていると言われています。私の中で世界の事情、歴史を読み解きながら経営をしていく必要を新ためて感じました。

 

今日、慶応大学の近くを通った時に、杖をついたご老人の方が歩いていました。少し背中を丸くして歩く様子、

年齢は80歳は超えていたと思います。

その方の首にかけられたカードケースを見てみると、「聴講生」との文字が。

生涯学ぶ姿勢にリスペクトしてしまいました!

 

福沢諭吉のように好奇心尽きず、成長ために一生学び続けていきたいと思いました。

「学問のすすめ」は折を見てまた何度も読みたいです。

 

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